若めのばぁば☆直腸がん・Ⅳ期☆No problem diary.

直腸がん根治目指してFighting!

抗がん剤治療 第2クール目

8月19日(金) 外来診療
 9:00までに血液検査を済ませる。
 血液検査までは、朝ごはん食べちゃダメなので、ここでドトールへ行き、ミラノサンドBセット(半熟卵とアボカドサーモン)にアイス豆乳ラテ。これは定番です。

10:00 美人M先生診察
 MSI検査 陰性
 RAS・BRAF遺伝子変異解析 野生型
 ということで、「分子標的薬」として、ベクテイビックス療法に決定。

本日からmFOLFOX+ベクテイビックス療法2週ごとに点滴。

●この治療法により起こりうる自覚症状、副作用
1)〇悪心、嘔吐、食欲不振
2)◎全身倦怠感
3)脱毛
4)◎骨髄機能抑制(白血球減少による感染症や血小板減少に伴う出血傾向、貧血)
5)肝機能障害
6)腎機能障害
7)◎末梢神経障害(しびれなど)
8)◎皮膚障害(皮疹、色素沈着、爪囲炎など)
9)心機能障害
10)下痢、口内炎
11)アレルギー症状(アナフィラキシーなど)
12)間質性肺炎
13)血栓症
14)血管痛、静脈炎、血管外漏出など
15)その他

起こりうる副作用いっぱいだけど、前もって対応する薬を処方してくれるので安心。
使っているのは第1クールの後半から出ている口内炎の薬ぐらいかな?まだ。。。

11:30~日帰り化学療法センターで抗がん剤投与。

抗がん剤点滴中

 mFOLFOX+ベクティビックス 3時間ほどかけて何の問題なく点滴。
 最後に、携帯型ポンプで持ち帰り、46時間持続点滴。
 自覚症状としては、冷蔵庫に入っているものを持つと手先にしびれあり。食事の支度をするときに肉をつかむ事ができず、ゴム手袋を使ってカッティング。ただ、さほど重症な方ではないかな。

8月20日(土)2日目 点滴持続中 副作用 特になし

8月21日(日)3日目 娘に手伝ってもらい、バルブ点滴針抜去(無事何事もなく)。

8月22日(月)4日目 体調良好。

8月23日(火)5日目 便秘。整腸剤を毎日飲んでいるのに急に便秘。慌てて下剤を飲む。

8月24日(水)6日目 肛門口で大きな塊。再度下剤を飲む。そして、全身倦怠感。動くのに力が入らない。ほとんど1日中横になる。

8月25日(木)7日目 腹痛と倦怠感。夕方にようやく便が出て(すっきりとまではいかないが)、倦怠感も少しずつ回復する。

8月26日(金)8日目 口内炎はすでにできているが、治る気配はなく、さらにのどの方まで広がる。

8月27日(土)9日目 口内炎さらに増える。食事をするとかなり痛みを感じるが、食欲はあるのでゆっくりと食事してる。

8月28日(日)10日目 鼻の頭に2カ所ニキビみたいな吹き出物(薬を塗るほどではない)。

8月29日(月)11日目 口内炎は相変わらず、治る事無く増える。

8月30日(火)12日目 体調良好。

8月31日(水)13日目 体調良好。

9月 1日(木)14日目 体調良好。

(この2週間、体重はほとんど変化なく、只今47.0キロ)

 しかしながら、日常生活に大した支障をきたすことなく毎日過ごせてます。

 免疫力アップの為、「済陽式食事療法」は続けています。「ちゃんとやってます」ってだけで、気分は前向きです。

 


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 がん治療薬の種類

抗がん剤
 1950年代から使われている、がん薬物療法の中心的な薬剤。がん細胞と正常な細胞との別なく攻撃するため副作用が多く、「細胞障害性抗がん剤」「殺細胞性抗がん剤」と呼ばれることも

ホルモン剤
 前立腺がんや乳がんの内分泌療法で用いられる

分子標的薬

 がん細胞の増殖を活性化する異常な分子を攻撃したり、がん細胞への栄養補給路を断つなど、がん細胞をピンポイントで攻撃する。事前に異常な遺伝子を調べる検査が必須

免疫チェックポイント阻害薬
 日本では2014年に登場。自分自身のもつ免疫細胞のT細胞の働きをよくしてがん細胞を攻撃する

支持療法使用薬
 副作用の予防や症状改善のための治療に使う 
 
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❖次回 抗がん剤治療 第3クール目