今回の血液検査結果と、前回の検査結果を比べてみました。
白血球減少以外に、美人M先生に指摘されたのが、
肝機能の部分。今回高めだったので「何かお腹の調子が悪かったりとかありました?」と聞かれたけど、まったく身に覚えがないので、何もなかったと伝えた。その事に対して特に何も言っていなかったけど、私としては気になる(後になって段々気になってきたのだけど)。
肝機能の血液検査
肝細胞が破壊されると血液中に放出されるため、その量によって肝機能を調べることができる。
AST 今回 28 前回 17
ALT 今回 25H 前回 17
健康な人の血液中にもみられるが、肝臓に障害が起こって肝細胞が壊れると、血液中に流れる量が増えるため、値が上昇する。
肝機能の血液検査はこんなところかな? 肝臓に障害が起こってるとなると何だろう、まさか転移とか変な事を考えてしまうけど、0(ゼロ)ではないので、なぜ値が上昇するのか調べてみました。
心筋や骨格筋、赤血球中などにも多く含まれているASTと比べて、ALTは主に肝臓中に存在しているため、肝細胞の障害の程度を調べるのに適しています。健康な人ではALTよりASTが高値を示しますが、肝障害の場合、ALTの方が高くなります(ん~。私の場合。健康な人ではないのか。確かにそうだけど)。
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化学療法の場合、抗がん剤はがん細胞を攻撃すると同時に正常な細胞も攻撃するので、さまざまな症状(副作用)を引き起こします。
血液の成分には、赤血球、白血球、血小板と呼ばれる固形(血球)のものと、血漿と呼ばれる液体のものがあります。血液中の血小板には、血管の外に出た血液を凝固させる働き(止血作用)があります。血液は、骨の中にある骨髄と呼ばれるところで造られていますが、この血液のもとを造る骨髄が抗がん剤によって影響を受けると、血液を造る機能が低下(骨髄抑制)します。そうなると、血小板が造られず、通常20~25万/μlある血小板が減少してしまい、出血が起きやすくなります(一般に正常値を下回ると出血しやすくなりますが、3万/μl未満になると、皮下出血(皮下に点状の出血斑さらに進行するとあざ状の出血斑)など目に見える出血を起こしやすくなります。
一般に、抗がん剤の治療は1~2度ではなく、何度も繰り返して行なわれるため、骨髄の回復する能力が衰え、場合によっては激しい骨髄抑制を来すことになります。
また、(※)まれに抗がん剤による肝機能障害で、肝臓で造られている凝固に関わる因子(凝固因子)が造られなくなり出血しやすくなることがあります。
<新潟県立がんセンター新潟病院「治療に関した副作用: 出血」から引用>
(※)「まれに抗がん剤による………出血しやすくなることがあります」部分
今日初めて、歯ぐきから出血。これ止まるのかなと心配するくらいダラダラと出ました(>_<)。1分後には止まりましたけど。
これって、このまれな副作用なのかな? とすると肝機能の異常は、やっぱり副作用からくるものではないかと浅はかにも考えてみました。
もうこうなると、CT検査が楽しみすぎる。6クール目は1週間延びたけど、その5日後にはCT検査を入れてくれました。ほんと楽しみ~~~~~。
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