若めのばぁば☆直腸がん・Ⅳ期☆No problem diary.

直腸がん根治目指してFighting!

休薬中、副作用を考える③

 朝晩の冷え込みが体に応えるようになりました。
 手の先から足の先まで、皮膚表面がビリビリしびれてる状態(オキサリプラチン副作用)。これって、しっかり抗がん剤が行き渡ってるんだろうなぁ。ってプラスに思える(かなりプラス思考)。
 冷えると血行が悪くなりしびれが強くなる場合があるので、寒さ対策はしっかりと手袋を使用したりして保温に努めなければ。一番の対策は、ゆっくりとお風呂に浸かり体を温める事。血行を良くする事は、免疫力の増強にもつながるので。

 最初の抗がん剤治療からそうだったけど、夏場からだったので体を擦ると垢が良く落ちること。なんて思っていたけど、調べてみると、お湯が高めだと皮脂が逃げてしまっている状態みたいで、余計に皮膚状態を悪くしてしまってたみたい(皮膚をはがしてた?)。お湯の温度は40℃位の温かめで。

 寒くなってくると、乾燥予防もしっかりとしなくてはいけないのですが、皮膚のバリア機能が低下し、乾燥肌になりやすく刺激に弱くなるのも、抗がん剤の副作用(5-FU)。様々な「皮膚障害」の症状が出てくるので、しっかりと対策を練らなければ。

 がん治療で比較的皮膚障害は起こりやすいけど、だいたいのものは、予防対策、スキンケアで発症頻度、重症化を抑えることができるとの事。

布団に丸まるボウちゃん

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 スキンケア

 皮膚障害発症予防、さらに発症後の悪化防止にも日頃のスキンケアが重要になります。

①乾燥予防
 保湿をこまめに行い、皮膚のバリア機能を保つことが必要になります。皮膚の状態、部位により、軟膏、クリーム、ローション、スプレーを適宜選択します。例えば、乾燥が強い場合や手足でひび割れや硬くなってしまっている場合などでは軟膏を、顔や手作業時(パソコン操作など)など、べたべたしたくない場合にはクリームやローションを、頭皮、背中などではスプレーを選択するとよいでしょう。
保湿剤は病院で処方される外用剤の他、市販でも購入可能です。毎日使用するものですので、使用感のよいもの、継続して使いたくなるようなものを選ぶとよいでしょう。水仕事が多い場合は、保湿剤の上に市販で購入できるバリアクリームを併用することもお勧めです。外用方法は、皮膚表面をコーティングする感覚で、適量を、やさしくのばすように塗布し、ごしごしと擦りこまないようにしましょう。
 入浴後はできるだけ入浴後5分以内に、手の洗浄後は洗浄の都度、保湿剤を適量外用するようにしましょう。
保湿には外用剤の他、保湿効果のある入浴剤の使用も効果的です。ただし、お湯の温度が熱すぎると皮脂が逃げてしまいますので、40℃くらいの温めの設定にしましょう。

②保清対策
 爪囲炎や放射線皮膚炎でびらんが生じた場合は細菌感染が起こりやすいです。また、皮膚の湿疹病変も掻破により傷ができると感染しやすい状態になります。できるだけ毎日石鹸を使用し入浴するようにしましょう。爪囲炎では爪の下や爪の脇に浸出液がたまり、痛みで洗浄が難しくなり感染が悪化することがあります。泡石鹸を使用し、綿棒などを使用するとよいでしょう。出血もしやすいので、愛護的に洗浄し、やさしく汚れをとるようにします。

<がん研有明病院 皮膚腫瘍科・皮膚科 医長西澤 綾 先生(持田ヘルスケア㈱)引用>

 

 私の場合、いろんな保湿剤を使ってますが、寝ている時はクリームタイプが効果的かな。体を触ると乾燥しやすい場所が良くわかります(もろに乾燥しているから)。昼間はべたべたしてると気持ち悪いので、ローションタイプを使っています。スプレータイプを使うのもいいかなっと思って薬局で探したけど、今のところ見つけることができず。ネットで探してみるかな?

 

 

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